ボクシングのワタナベジムは20日、5月6日に東京・大田区総合体育館で世界戦を開催すると発表した。

 WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(35=ワタナベ)は同級10位ジョムトーン・チューワッタナ(25=タイ)と、WBA世界ライトフライ級王者田口良一(28=ワタナベ)は同級15位クワンタイ・シスモーゼン(30=タイ)と防衛戦を行う。

 両王者は都内で会見。10度目の防衛戦となる内山は「テクニックのある強敵。気を抜かずに戦いたい」。昨年大みそかに王座を奪取し、初防衛戦となる田口は「以前よりも強くなった姿を見せたい。先手で攻めるスタイルを貫いていきたい」と意気込みを口にした。

 また、WBO女子世界ライトフライ級王者池原シーサー久美子(フュチュール)が江畑佳代子(ワタナベ)と2度目の防衛戦を行うことも発表された。