元プロレスラーの阿修羅原(本名、原進)さんが28日の午前5時すぎ、実家のある長崎県諫早市近郊の病院で死去したことがわかった。68歳だった。

 ◆阿修羅原(あしゅら・はら) 本名・原進。1947年(昭22)1月8日、長崎・北高来郡出身。東洋大卒業後、社会人ラグビーの近鉄時代にプロップで世界選抜に選出された逸材で、71年のイングランド戦に出場した。76年に30歳で国際プロレス入り。全日本プロレスでは87年6月に天龍源一郎と「天龍同盟」を結成し、一時代を築いた。その後SWS、WARと行動をともにした。94年8月にヒザや腰の故障による体力の限界を理由に引退を発表した。現役時の身長、体重は183センチ、110キロ。