NEVER無差別級選手権は、王者真壁刀義が石井の挑戦を退け、初防衛を果たした。

 4月の熊本大会で石井からベルトを奪い返した真壁は、序盤は石井の気迫にたじたじ。それでも左肩を痛めた石井に非情のタイガースープレックスやジャーマンを仕掛け、力で押し切った。「何なの、あの豆タンク。小兵ながら、相手に関係なく突っ込んでくる。オレと石井の試合が、ザ・新日本プロレス。お互い雑草だからすごい試合を見せられるんだ」と真壁は胸を張った。