日本ボクシングコミッションは30日、都内でランキング委員会を開き、選手不足により消滅危機にあるヘビー級に関して、結論を先送りにすることを決めた。存続要請を受けている日本プロボクシング協会に対し、選手数を増やす具体策を求める方針。

 同階級は、今月14日にランク2位の竹原虎辰が37歳の年齢制限によりライセンスを失効。残るは王者藤本京太郎と引退を表明している1位石田順裕の2人となった。浦谷事務局長は「協会からの案を待ち、来月の委員会で審議したい。残したい気持ちは同じだが、現実的には厳しいのではないか」と話した。