プロボクサー辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)が19日、プロ第3戦目となるノンタイトル4回戦(エディオンアリーナ大阪第2競技場)で、脇田洸一(25=クラトキ)に3-0の判定勝ちした。

 最終の4回に左フックで相手をグロッギーにさせたが、終了のゴングがなって、目標の3戦連続KO勝ちはならず。控室では涙しているしぐさを見せたが、中沢奨のメーン終了後に「あれはうそ泣きです。目にゴミが入った」とにやり。「あれは僕が(うそ泣きを)やれっていったんです」と中沢。寿以輝は「悔しかったのは本当ですが、あれはうそ泣きですよ。ビジュアルも大事でしょ」と口にしていた。