ワールドGP1回戦に出場した石井慧(29)は、チェコのイリー・プロハースカに1回1分36秒KO負けを喫した。

 1分過ぎ、長身193センチのプロハースカのハイキックでぐらつき、右フックでダウン。倒れたところに右ひざ蹴り2発を浴びたところで、レフェリーが試合を止めた。08年北京五輪で金メダルを取った柔道同様、日の丸を背負い、トーナメント優勝を目指したが、総合の世界の壁は厚かった。