3月4日に京都で初防衛戦に臨むWBC世界ライトフライ級王者木村悠(32=帝拳)が、9日に都内のジムで10回のスパーリングをこなした。

 3人を相手にして「サウスポー相手の距離の取り方とか、それなりにやれた」と手応えを口にした。前回は最長12回も消化したが、今回は山中のアドバイスでこの日がピーク。ここから疲れをとっていき、3月4日の決戦に備える。これまでのパートナーはジムの選手を中心だったが、今回は初めてフィリピンからパートナー2人を呼んでくれた。「新鮮だし、ありがたい。倍勝ちしないと」と気合も入っていた。