ボクシングのWBA世界ライトフライ級1位宮崎亮(28=井岡)が25日、同級王者田口良一(29=ワタナベ)に挑む3年ぶりの世界戦(31日、東京・大田区総合体育館)へ向けて練習を公開した。

 既に100回以上のスパーリングを消化している宮崎は、軽快な動きを見せ「順調。何も問題ない」と充実の笑みをこぼした。

 井岡一法会長も「世界戦で2階級制覇もあり、モチベーションは高い。回ってきたチャンスを逃さない気持ちが強い。いい仕上がりで来てます」と状態の良さに太鼓判を押した。

 試合当日は、ジム同僚で3階級王者の井岡一翔(27)がゲスト解説を務める。宮崎は「力になります」とニヤリ。8月20日に28歳の誕生日も迎えて気力充実。「パンチは全部得意なパンチ。何が当たっても倒すように。しっかりタイミング合わせて打つんで大丈夫です」と、KOでの王座奪取へ自信をのぞかせた。