元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25)が、約1年ぶりの再起戦でエドガー・マルチネス(メキシコ)に1回TKO勝ちした。開始直後からジャブでペースをつかむと、1分17秒に左フックでダウンを奪ったところでレフェリーが試合を止めた。

 昨年9月にWBAバンタム級王者マクドネル(英国)に判定負けして以来の試合を勝利で飾り「プロデビューしたメキシコで、新しい階級での試合。デビュー戦のつもりで戦った。気持ちよく試合ができた。ここからが自分にとっての新しいボクシング人生のスタート」とコメントした。

 亀田は戦績を32勝(20KO)2敗とした。