ボクシングの協栄ジム金平桂一郎会長（５０）と、同ジムと所属契約を結んだ元ＷＢＯ世界バンタム級王者亀田和毅（２５）が２０日、都内の日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）を訪れ、ボクサーライセンスの申請を行った。

　亀田３兄弟は、１３年１２月の次男大毅氏の世界戦で混乱を招いたとし、ジム会長らが事実上のライセンス剥奪処分を受けたことで、国内で試合が出来ない状況が続いていた。亀田は「日本で３年近く試合をしていない。１日も早くファンのみなさんの前で戦いたい」と話した。ＪＢＣの浦谷統括本部長は「通常通りの申請で、手続き上何の問題もない」とし、早ければ来週中にもライセンスが発行される見込みだ。