ボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(34=帝拳)が、WBC総会が開かれた米国から帰国翌日となった16日、都内のジムで汗を流した。

 5年連続での出席となり、今回は9月に11度目の防衛を飾ったモレノ戦が年間ドラマチック・ファイト賞に選出。「華々しい舞台。また来年も出られるように頑張りたい」と次戦へ士気を高めた。渡航経費などはジム負担で、「ありがたい。1年間頑張ったご褒美と思っている」と感謝していた。