世界ボクシング評議会(WBC)女子ミニフライ級チャンピオンの黒木優子(YuKO)が5度目の防衛戦(福岡市九電記念体育館)を翌日に控えた17日、福岡市内で調印式と前日計量に臨み「KO勝ちをしたいのが一番。練習してきたことを出すだけ」と抱負を述べた。

 調印式には「白星という意味で」と真っ白なドレス姿で登場。挑戦者の安藤麻里(フュチュール)は2014年5月にベルトを奪取した相手で、25歳の黒木は「久しぶりにお会いする。燃えるものがある」と語った。安藤は「黒木選手がベルトを持っていてくれたことに感謝している。勝ちたい」と雪辱を期した。

 計量は、サンタクロースの衣装に着替えて臨んだ黒木が47・3キロ、安藤が47・6キロでともに1回でパスした。