ボクシングのWBO世界バンタム級6位大森将平(24=ウォズ)が13日、京都市内の所属ジムで練習を公開した。

 23日の王者マーロン・タパレス相手の世界初挑戦へ、スパーリングなどを消化。南京都高(現京都広学館)の2学年先輩で、10日にWBA世界スーパーバンタム級新王者になった久保隼(真正)から「大森も頑張れ。練習してきたことを出せ」とエールを受け、奮い立った。高校時代は“久保マニア”。素足でシューズを履く謎のこだわりまで継承し、仲間から「まねし過ぎやろ」といじられた。久保の戦いでイメージはバッチリ。同校の先輩で5月20日に世界初挑戦する村田諒太(帝拳)へ「プレッシャーをかけたい」と新王者誕生バトンを引き継ぐ。