20日に東京・有明コロシアムで開催されるプロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチに臨む同級1位の比嘉大吾(21=白井・具志堅スポーツ)が18日、都内で行われた調印式に臨んだ。

 17日の予備検診に続き、同級王者ファン・エルナンデス(30=メキシコ)とともに出席。比嘉の希望もあって試合用グローブはメキシコ製に決まり「日本製とあまり変わらない。日本製、メキシコ製とも練習なので」と問題ないことを強調。日本人初となる全勝全KOでの世界奪取に向けて舞台が整い、比嘉は「感謝しています」とあらためて気合を入れ直した。

 一方の王者エルナンデスは「彼は素晴らしい記録をもっているので、賢く戦う。勝利をメキシコに持って帰る」と意気込んでいた。