女子スーパーアトム級トーナメント1回戦で、優勝候補筆頭のRENA(26)が、メインでアンディ・ウィン(米国)を1回TKOで下し、準決勝進出を決めた。

 RENAは、1回からいきなり打撃戦を展開。コーナーに追い詰め、連打を浴びせた。最後は左のボディーを打ち込むと、ウィンはマットに崩れ落ちた。1回3分25秒のTKO勝ちで、初の九州開催となった福岡大会を締めくくった。

 RENAは15年大みそかのRIZINデビュー戦は第1試合に出場。わずか2年で、メインイベンターとなり5戦全勝、いずれもKO、TKO、1本勝ちという安定した強さを誇っている。試合後はマイクで「今日は危ない場面もあったけど、何とかKOで勝てて、勝ち上がることができて良かった」と喜びいっぱいに話していた。