新日本プロレスが2日、10月8日に両国国技館大会の全カードを発表した。

メインでは史上3度目のIWGPヘビー級王座“3WAY”戦が組まれた。9月30日(日本時間1日)に行った米国ロサンゼルス大会でのメイン後、王者ケニー・オメガが「ゴールデン☆ラヴァーズ」の盟友である飯伏幸太とのシングル戦を提案すると、セミでIWGP USヘビー級王者を奪取したばかりのcodyが介入。自身も含めての3人戦を要求し、オメガも「そのアイデアは魅力的だ。俺たちやり方で歴史をつくりたい。プロレスの美しさを伝えよう」と呼応していた。

05年10月に東京ドームで行われた藤田和之対蝶野正洋対ブロック・レスナー、14年5月に米国ニューヨークで行われたAJスタイルズ対オカダ・カズチカ対マイケル・エルガンに続く、4年5カ月ぶりの3WAYでのベルト争奪戦となる。この日発表されたコメントでは、オメガは「これまで見たこともなかった物をお見せする。同じユニットに属するレスラーが3WAYで1つのタイトルを競い合うなんていままでなかった」と「バレット・クラブ」の3人での試合に意欲満々。飯伏は「たぶん、ホントに伝説になります」と予言した。

このほかのカードでは来年1月4日の東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証をかけ、保持者の棚橋弘至がジェイ・ホワイトと激突。空位となっているIWGPジュニア王座決定トーナメント決勝戦ではKUSHIDAとマーティー・スカルが雌雄を決する。

また8人タッグ戦となる第5試合では、人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーに「X」が登場する。リーダー内藤哲也が新メンバーの参戦を明かしており、6人目のパレハがベールを脱ぐことになる。