大阪府警捜査1課などは23日、コンビニ店から金を奪ったとして強盗などの疑いで、元プロボクサー、トーレス・マルティネス・健文容疑者(21=恐喝罪で起訴)を再逮捕した。

 逮捕容疑は5月11日午前1時半ごろ、大阪市西区のコンビニ店に客を装い侵入。カウンターにいた店員の首にアイスピックを突き付け「レジを開けろ」と脅し、現金約14万6000円を奪った疑い。

 トーレス容疑者は3月に大阪市内でタクシー運転手を脅して運賃を踏み倒したとして5月、府警に逮捕され、6月に恐喝罪で起訴された。

 西日本ボクシング協会によると、トーレス容疑者はメキシコ出身で幼少期に来日。WBCバンタム級世界ランカーだったが、4月に引退した。(共同)