右ひざ故障で長期欠場している全日本の武藤敬司(47)が8日、神奈川県内の入院中の病院で、本格的なリハビリを開始した。この日は歩行練習、筋トレなど軽い運動を行った。「段階を踏んで、ちゃんと歩けるようになって、練習できるようにしていきたい」と先を見据えるも、まだ復帰時期はまったく見えてこないという。5日の右ひざの手術は約3時間に及び、ひざ内部にできた親指先ほどの大きさの軟骨を約20個除去。大手術になったため、入院期間も1週間延長で3週間になった。ひざは4度目の手術になったが「今回が一番大変だった。まだ足も伸ばせないしな。体が動かせないのはつらいし、蚊帳の外に置かれてる感じだよ」と苦しい胸の内を明かした。