<新日本:G1クライマックス>◇7日目◇14日◇東京・両国国技館◇観衆6500人

 中邑真輔が勝ち点8とし、Bブロック首位に並んだ。小島聡の前に防戦の展開が続いたが、相手のラリアットを封じると、最後は16分45秒、ボマイェの連発から3カウントを奪った。中邑は05年3月に、当時IWGPと3冠という新日本と全日本のタイトルを保持していた小島に挑戦し、60分間フルタイムの死闘を演じたが、時間切れ引き分けで防衛を許した。それだけに「あの時のことは、1度たりとも忘れちゃいねえ。小島が新日本にたどり着いた理由は何だっていい。(G1が)始まる前からマークしていたんだ」と、因縁から解放され、満足そうに振り返った。