WBA世界スーパーバンタム級14位李冽理(横浜光)が世界王座奪取へ執念をみせた。1日、都内で同級王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)との世界戦(2日、東京・後楽園ホール)の調印式と前日計量に臨んだ。王者の前に置かれたベルトを見て、李は「目の前に届く範囲にあるというのは、これから何度あるか分からない。最後と思って、すべてを懸けて取りに行きたい」と言葉に力を込めた。計量は55・2キロで一発クリアし「コンディションは問題ない。絶好調そのもの」と笑顔を見せた。