9月20日に2度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)が5日、都内のワタナベジムで再始動した。シャドーやミット打ちなどを終え「ジムワークは試合後初めて。気持ちいいですね、パンチが打てるって」とほおを緩めた。「まだゴールじゃない。次に向けてすぐ練習しないと。気持ちは次に向いています」と言うように、V2成功の余韻はない様子。次戦は来年1月ごろ、暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)との統一戦が有力だが「決まればしっかり研究する。とりあえず自分に厳しい練習をして、実力をアップさせるのがいちばん」と語った。