WBA世界スーパーバンタム級6位の下田昭文(26=帝拳)が21日、東京・神楽坂の同ジムで世界初挑戦に向けて調整を行った。31日に東京・有明コロシアムで控える同級王者・李冽理(横浜光)とのタイトル挑戦に向け、シャドーボクシングなどで汗を流した。22日にスパーリングを予定していることもあり、この日は軽めのジムワークで終えた。

 当初は今月10日に予定されていた世界戦が31日に延期。約3週間の時間ができた下田は「この3週間があったからこそ、良い調整ができている。今回だけは絶対に勝ちたい。こんな勝ちたいと思ったのは初めて。今までやってきたことを出したい」と口にしていた。