5日のボクシングWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(大阪府立体育会館)の調印式とルールミーティングが3日、大阪市内のホテルで行われた。

 前WBA王者で挑戦者の同級7位・名城信男(29=六島)は「ビッグチャンスをもらったので、何としてもつかみたい。体調はいいので、必ずWBCのベルトを手にしたい」と意気込みを語った。

 対する王者トマス・ロハス(30=メキシコ)は今回が初防衛戦。長身のサウスポーで、アウトボクシングを得意とする。「今から試合でもいいくらい、体調はいい。メキシコでは世界王者も含めて自分より重い階級のボクサーとたくさんスパーリングを積んできた」と自信満々だった。

 試合はWBCルールに基づき、ダウンの回数に応じて試合がストップされないフリーノックダウン制で行われる。4、8回終了時に途中採点を公開。グローブはメキシコ製が使用される。

 4日の前日計量は大阪・心斎橋のアメリカ村で、一般公開の形で行われる。