<プロボクシング:WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇1日◇神戸ワールド記念ホール

 王者オーレドン・シッサマーチャイ(25=タイ)が、プロ初黒星での王座陥落を悔しがった。40戦39勝(14KO)1分けの無敗を誇っていたが、2回に左フックを浴びてダウン。カウンター狙いで左右から大振りのパンチを繰り出して反撃に出たが、前へ出て連打を浴びせようとした際に左ボディーを食らって再びダウン。リング上でもん絶してそのままTKO負けとなった。オーレドンは「井岡は足腰が強い。ボディーブローを食らって負けたのは悔しかった。負けたときは何も考えられなかった」と完敗を認めた。