全日本のジュニア・タッグリーグ戦で優勝したカズ・ハヤシ(37)とKAI(27)の師弟コンビが、稔(38)の世界ジュニアヘビー級王座への挑戦権を賭けて、15日の「ライズアップツアー」開幕戦(東京・後楽園ホール)で戦うことが2日、都内で発表された。ジュニア・タッグリーグ優勝後にKAIが稔に挑戦を表明。稔が「お前ら2人で戦って、挑戦者を決めろ」と挑発していた。

 ジュニア・タッグリーグ戦では、左足首を負傷したカズをKAIがフォローして優勝の栄冠をつかんだ。KAIは「プロレスのセオリーは、相手の弱点を攻めていくこと。これまでは助けていたが、攻めていく」と非情な宣言。カズは「僕も必死になれる。挑戦者の気持ちで100%以上の心に秘めたものを出せる試合にしたい」と話していた。