全日本は１２日、東京・後楽園ホールでの試合前に、５月２９日の神戸大会の試合前に暴行を受けたスーパー・ヘイト（４１＝本名平井伸和）が、開頭手術を受けた件で謝罪した。内田雅之社長（４９）と武藤敬司前社長（４８）ら出場選手がリングに上がり、マイクを握った内田社長が「ファンの皆さま、関係者の皆さまに、ご心配とご迷惑をおかけしまして、心より謝罪します。また、平井選手の一日も早い回復を心よりお祈りします」。続けて「これから心機一転、一丸となって最高のプロレスをご覧いただけるよう精進してまいります」と話した。

　その後、内田社長、全選手が頭を下げて、謝意を表した。武藤前社長はマイクを握ることなく、無言のまま控室に戻った。