00年K-1

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 GP準優勝のレイ・セフォー(40=ニュージーランド)が8日、「GENOME16」(10日、東京ドームシティホール)で行われるIGFベルト争奪トーナメント出場のため来日した。午前中に到着し、午後に早速、都内のアントニオ猪木道場で報道陣に練習を公開。練習パートナーを相手に打撃や寝技をチェックし、原爆固めを繰り出すなど好調ぶりを披露した。

 今回はグローブを着用する異種格闘技戦とはいえ、セフォーにとってはプロレス初参戦。「日本は第2のわが家。子どもの頃からプロレスを見続けてきたし、チャンスをいただけてうれしい。猪木さんに感謝したい」と笑みを浮かべた。

 1回戦でGENOME戦績11戦11勝のエリック・ハマーを破れば、既に準決勝進出を決めている「K-1番長」ことジェロム・レバンナとの同日決戦が待つ。「いずれはどこかで(レバンナと)戦うだろうと思っていた。まさか、IGFでチャンスがあるとはね。うれしい」と闘志を高めた。