<新日本:G1クライマックス>◇1日◇福岡国際センター◇4500人

 高橋裕二郎(30)が、仲間割れした元タッグパートナーの内藤哲也(29)に勝った。必殺の東京ピンプスから10分52秒、片エビ固めで勝利した。

 2人のコンビでIWGPジュニアタッグ王座、同タッグ王座を獲得するなど活躍したが、今年5月に仲間割れ。6月18日の大阪大会のシングル対決で、高橋が勝利。負けた内藤はメキシコに遠征したが、帰国後はG1の優勝候補、新日本の次期エース候補として持ち上げられた。

 高橋は「調べてくれよ。おれはシングルで、あいつに負けたことがない。だのに、なんで内藤なんだよ。会社やマスコミが内藤をプッシュしている、ふざけるな」とほえた。