<プロボクシング:WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・日本武道館
○王者・亀田興毅(24=亀田)26勝(16KO)1敗[判定
3-0]×同級8位・ダビド・デラモラ(23=メキシコ)23勝(16KO)1敗
<1回>デラモラが30秒過ぎに仕掛けるが、亀田のガードは堅い。互いにジャブで様子見。終盤、亀田がロープ際に追い込むも逃げられる。
<2回>1分半、亀田がカウンターで左ストレートを当てる。リング中央での接近戦でお互いに打ち合い。終了直前、亀田の左フックがヒット。
<3回>1分過ぎ、デラモラが猛攻。亀田はガードするも左まぶたから出血。だが、左フックでデラボラからダウンを奪った。
<4回>デラモラがパンチを出し続ける。亀田はガードを徹底してのカウンター狙い。2分、デラボラのフェイントを掛けながらの左フックが亀田に当たる。
<5回>1分半、デラモラの攻撃で亀田はロープまで飛ばされ、クリンチで逃げる。亀田のカウンター狙いは変わらず。
<6回>デラモラの左右のパンチが亀田を襲うが、ガードを固めてかわす。当たれば大きなダメージになりそうなパンチが続く。亀田は徹底して守備。
<7回>接近戦からボディーブローの応酬。2分半、亀田の左ボディがヒット。デラモラは嫌がるそぶりを見せた。
<8回>デラモラのアッパーは亀田がガード。攻めたい亀田だが、デラモラのパンチは止まらない。距離を取って様子をうかがう亀田。2分40秒、亀田はデラモラをロープ際に追い詰めボディーを狙うが逃げられた。
<9回>デラモラの打ち終わりを亀田が狙う。ショートパンチがデラモラの顔面を捕らえるが、ダメージは与えられない。亀田はノーモーションからの左ストレートをヒット。
<10回>パンチの数は圧倒的にデラモラ。亀田のガードを打ち砕こうと、パンチを振り回すが効かない。亀田はすきを見て左のストレートを顔面に当てた。
<11回>デラモラの攻め終わりを亀田が詰めてボディを狙うがかわされる。距離を取って細かいパンチの応酬。互いに決定打は出ない。
<12回>1分20秒、デラモラが亀田ロープ際に追い詰めパンチを浴びせるが、1分40秒には逆に亀田がデラモラを攻め、左右のパンチを浴びせる。終了間際にも亀田が猛ラッシュでデラモラをロープ際に追い詰めパンチを浴びせた。
試合は3回にダウンを奪った亀田が判定3-0でデラモラを下し、2度目の防衛を果たした。