<新日本:G1クライマックス・スペシャル>◇10日◇埼玉・所沢市民体育館◇6試合◇1100人

 19日の神戸大会で棚橋弘至(34)のIWGPヘビー級王座に挑戦する今年のG1覇者・中邑真輔(31)は、石井智宏(35)田中将斗(38)とタッグを組み、タマ・トンガ、MVP(37)後藤洋央紀(32)組と対戦した。15分52秒に石井が後藤に片エビ固めでフォールされたが、中邑は“舌好調”。

 現在、王者の棚橋はメキシコ遠征で不在。メキシコでは顔にペイントをしてルード(悪役)として活躍している。中邑は「棚橋がメキシコで、何やっているか知ってるか。さんざんチヤホヤされてるぞ。お前(棚橋)の求める世界は、おれがすべてぶっ壊してやるよ」と話した。