女子プロレスラー栗原あゆみ(27=フリー)が17日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、デビュー6周年記念興行(26日、新宿FACE)をPRした。同大会でマルセラ(メキシコ)と対戦。メキシコ最古にして最大団体となるCMLLの世界女子王座に挑戦する。9月18日のレイナ新木場大会でも同王座に挑戦したが、当時の王者アマポーラに敗れた。しかし、諦めることができず10月には単身メキシコに渡り、約1カ月練習に参加。その熱意が伝わり異例となる短期間での再挑戦が認められた。「簡単に挑戦できるベルトではないけど諦めたくなかった。今年は東日本大震災があり、日本全体がネバーギブアップというか、そういう諦めない気持ちを試合で伝えたい」と大会名も「Never

 Give

 Up!」とした。栗原が奪取すれば日本人では5人目となる。当日は初代王者でもあるブル中野が来場。「ブルさんの手でベルトを腰に巻いていただけたら。それって夢のような話」と目を輝かせた。

 また、同大会では2冊目の写真集「A-STYLE

 2ND」(源流社、3800円)を先行発売。「前回は元気な自分、今回は落ち着いた自分。珍しくワンピースを着ていたり、黒い水着や下着姿もあるので、リング上とは違った自分をたくさんの人に見てもらいたい」とPRした。

 この大会のチケットを3組6人にプレゼント。応募は携帯サイト「ニッカン★バトル」まで。