関節技の鬼・藤原喜明(63)が2日、26日のIGFの東京大会(東京ドームシティホール)で異種格闘技戦を行う定アキラ(18)に都内で特訓を行った。

 午前11時から、2時間みっちりと関節の極め方を伝授した藤原は「教えたのは3パターンか、4パターン。素材はいいものを持っている。今から完璧だったら、アントニオ猪木になっちゃうでしょ(笑い)。あと身長が30センチ高くて、顔が良ければね」と汗をぬぐった。「第2の前田日明は、なかなかいませんか」とツッコまれると「前田日明が、もう少し賢ければ(笑い)。あ、バカだと言ってるんじゃありませんよ」と笑顔を見せた。

 異種格闘技戦でキックボクサーの角谷正義(23)と戦う定は「関節技と言えば藤原さん。偉大な人に教えていただいて感謝しています。今日、教わったことを生かせるように頑張ります」と話した。