<ノア:ザ・ナビグ・イン・メイ>9日◇東京・後楽園ホール◇8試合◇1700人

 1日に入団した小峠篤司(26)が、ノア初勝利を挙げた。先月29日の試合で大阪プロレスを退団。ノアデビュー戦となった6日の横浜大会で潮崎豪(30)と戦って敗戦。この日はザック・セイバーJr.(24)と対戦。8分27秒に変形回転エビ固めで勝った。

 前GHCヘビー級王者の潮崎相手と違い同じジュニアヘビー級のセイバーJr.相手の初白星に、小峠は「負けられん。ジュニア相手には言い訳ができない。安心した」とホッとした表情を見せた。ノアのリングについては「外国人と当たるのも、ノアじゃないと経験できないこと。後楽園ホールも、あまり上がったことないので外国みたいですね」と笑った。

 今後については「まだ、ちょっとおとなしくしてますが、手応えはある。客の呼べる選手になるため、1歩、1歩、白星を重ねていきたい。対ヘビー級の戦い方も脳みそをフル回転して考えていきたい」と話した。