ノアの丸藤正道(32)が17日、都内で会見して史上初のGHCタッグ王座とGHCジュニアタッグ王座の同時戴冠を誓った。先月29日に決勝のグローバル・タッグリーグ戦に優勝した丸藤、モハメド・ヨネ(36)組で、26日の東京・ディファ有明大会で秋山準(42)斎藤彰俊組のGHCタッグ王座に挑戦。さらに、6月13日の東京・後楽園大会では丸藤、石森太二(29)組で、青木篤志(34)鈴木鼓太郎(33)組のGHCジュニアタッグ王座に挑戦する。

 ヘビー、ジュニアヘビーのタッグに連続挑戦となるが、体重規定はジュニアヘビーの100キロ以下だけ。現在、体重90キロで両タッグ王座とも戴冠経験のある丸藤は「デビューしたときから、ヘビーとジュニア、関係なく戦っている。両方挑戦できるのだから、全力で取りに入って必ずベルトを手にする」と自信を見せた。ヨネは「いつも紙一重の戦いになるが、最後に笑うのは俺ら」。石森は「今年でデビュー10周年。なんとか結果を残したい」と話した。