7月27日の天龍プロジェクトの東京・後楽園大会「R-2」で行われる、デビュー5年以内の選手による5分間1本の戦い「蛟龍(みずち)」の出場選手が29日、都内で発表された。5分間で勝負がつかなかった場合は、観客の判定で勝負が決まる。

 この日、発表されたのは全6選手中、ダイヤモンドリングの北宮光洋(23)STYLE-Eの那須晃太郎(25)メビウスの14K、米アラバマの地下プロレス出身のワンマン・クルーの4人。

 北宮は「最初からトップギアで戦う」。那須は「いつも5分一本勝負のスパーリングをやっているから大丈夫」。14Kは「技術では負けるかもしれないけど、元気のある試合をする」と話した。

 審査委員長を務める百田光雄(63)は「5分は短いようで長い。初めから飛ばしていかないと勝てない。ここからタイトルを保持するような選手が育って欲しい」。また、先月23日の後楽園大会でプロレス志望を明かした長男・力(ちから)さん(30)については「現在、プロレスの練習を積んでいる。力道山の孫なのだから、百田の名前でリングに上がるからには笑われるようではいけない。精神力と体力が大事。来年が力道山が亡くなって50周年なので、それまでにデビューできるチャンスがあれば」と話した。