10日に中国初の有料プロレス興行となる上海愛武の旗揚げ戦を「第1回国際総合格闘技(KF-1)」(上海国際体操中心)と題して行う、IGFのアントニオ猪木会長(69)が9日、上海の日本国総領事館に泉裕泰総領事を表敬訪問した。

 試合に出場する沢田敦士、鈴川真一、鈴木秀樹、ボブ・サップ、エリック・ハマーらを引き連れた猪木会長は「これからは中国人選手のスーパースターを育成していきたい。2メートル以上の選手もたくさんいるので、可能性はある。私の基本はスポーツ交流を通しての世界平和。その意味を含め明日の大会はワクワク期待できる大会だと思います」と笑顔を見せた。

 泉総領事は「5月の旗揚げ発表の時に、集まった皆さんが(猪木会長のトレードマークの)赤いタオルマフラーをつけておられましたね。中国の経済が少し停滞していますので猪木さんのパワーで、ダァー!

 と上がっていくようにしてもらいたいですね」と話した。