JWPのコマンド・ボリショイ(年齢非公開)が、20年越しの夢を叶えて米国へ遠征をすることになった。

 ジャパン女子でデビューしたボリショイは、ストロングスタイルのプロレスを教わっていたものの、当時、来日した米国選手のエンターテインメントを重視したプロレスに強い影響を受け「いつかはアメリカに行きたい」と思いをはせた。しかし、その夢は果たされることなく、20数年が経過。あきらめかけていたところ、昨年になって米国の団体「CHIKARA」からオファーが届き、参戦を決意した。

 9月14日~16日の3日間にペンシルバニア州で行われる6人タッグトーナメントに出場することが決定。JWPからは倉垣翼、米山香織が帯同し、男子プロレスの中で唯一の女子トリオとして参戦する。身長148センチのボリショイは「私のような小さい体でも、いろんなことができることをアピールしたい」と目を輝かせた。