<WAVE>◇16日◇新木場1st

 RING◇261人

 タッグ王座の防衛を果たしたばかりの大畠美咲(23)が、来年2月に行われるWAVE初のシングル王者決定トーナメントへの出場権を獲得した。

 新木場大会から30分後に同会場で行われた「打ち上げWAVE」で、トーナメントの残り1枠を決める闘いを実施。「実力」と「運」と「人気」を査定した。

 1stステージでは「実力」を査定するためのロイヤルランブルを実施した。全15選手が「期日前投票」と題した人気投票で票数の少ない選手から入場。勝ち残った順に8位までに得点を加算し、優勝した山縣優が200点を獲得した。

 2ndステージは「運」。歴代波女(Catch

 the

 WAVE優勝者)とロイヤルランブル上位8選手がじゃんけんを行い、勝ち100点、あいこ30点、負け0点という方式で得点を加えた。

 3rdステージの「人気」は「期日前投票」プラス、会場内で行われた人気投票を合計。1位の紫雷美央は271点、2位の藤本つかさも263点を獲得した。

 3つのステージの得点を総合した結果、2位の紫雷美央(372票)とわずか2票差で、374票を獲得した大畠の総合優勝が決まり、WAVE初代シングル王座トーナメント戦の最後の1枠を勝ち取った。GAMIから総合優勝を聞かされた大畠はリング上で涙。「人気投票から私はあまり入らないものだと思ってて、人気投票では4位でした。それでもうれしかったけど、最後のひと枠を取りたいから、じゃんけんやバトルもがんばってセンターを取ることができました。みなさんに入れていただいた票をムダにしないように、トーナメント戦を頑張ります」と決意表明した。

 すでにエントリーが決まっていた桜花由美、華名、栗原あゆみと大畠が、WAVE初のシングルベルト「レジーナ・デイ・WAVE」王座をかけて対戦、来年2月17日、3月17日の東京・新宿FACE大会で初代王者が決定する。