IBF世界スーパーフライ級王者・亀田大毅(26=亀田)が4日、香川・高松市のレストランで記者会見に臨んだ。

 3日に同地で元同級王者ロドリゴ・ゲレーロ(25=メキシコ)と王座決定戦で拳を交え、3-0で判定勝ちした大毅は「試合内容よりも、会場の声援の方が覚えている。めちゃめちゃ力になった」と振り返った。約9キロの厳しい減量、厳しい練習を続けてきた上で王座奪取したこともあって疲労困憊。「うれしいですけど、今はボクシングの『ボ』の字も考えたくない。休むときは休まないといけない」と苦笑した。

 史上初となる3兄弟同時の世界王者となり、注目される兄弟での同時防衛戦に関しては「タイミングや相手もあることだから難しいと思うけど、みんなができない記録を作っていきたい」と言うにとどめた。