10日に東京・両国国技館で5度目の防衛戦を控えるWBC世界バンタム級王者の山中慎介(31=帝拳)が8日、都内のホテルで調印式に出席した。

 挑戦者の同級8位アルベルト・ゲバラ(23=メキシコ)と調印書にサイン。タイトル戦が成立したことを受け、山中は「前回よりも全体的にレベルアップした。メーンイベントをやらせてもらうので、気合が入っています」と口調を強めた。一方のゲバラは「山中は大変、パワフルな選手。すべてを出し切り、メキシコにタイトルを持って帰りたい」と話した。