日本ボクシングコミッション(JBC)は4日、東京都内で資格審査、倫理両委員会を開き、国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級の亀田大毅(亀田)が統一戦で敗れながら王座を保持した問題で、混乱を招いたとして亀田陣営を処分することを決めた。手続きが完了すれば、内容は今週中にも発表される見込み。

 昨年12月に相手が体重超過で失格となった試合で、IBFは亀田敗戦の場合に王座は空位になると発表したが試合後に翻した。JBCは、試合前から勝敗に関係なく王座を保持すると分かっていたとの亀田側の主張を問題視。亀田側の代理人弁護士は、ルール会議で保持は確認済みだったとの調査結果を公表した。