<新日本:大田区大会>◇6日◇東京・大田区総合体育館◇4200人

 旗揚げ記念大会で、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(26)が、同ジュニアヘビー級王者・飯伏幸太との豪華な王者対決を制した。

 その場飛びカンクーントルネード、雪崩式フランケンシュタイナーなど、高い身体能力を生かした飯伏の攻撃に苦戦も、12年1月の米国遠征から帰国して以来初となるジャーマンスープレックスで逆転。最後は必殺のレインメーカーを豪快に決め、18分41秒、片エビ固めで3カウントを奪い取った。15日開幕の「NEW

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 CUP」優勝者と9度目の防衛戦を行うことが決定的だが、「優勝してくれば誰でもいい。誰でもかかってきなさい。どんな挑戦者でも、これから僕が作る歴史の1ページになるだけ」と話した。