WBA世界フライ級王者亀田大毅(東日本協会)と元同級王者坂田健史(協栄)が王座戦を行うことが5月31日、正式に決定した。この日、協栄ジムの金平桂一郎会長が都内の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、両陣営のサインが入った契約書を提出した。試合時期と会場は調整中だが、8月か9月に関東で行われる見込みだ。

 JBCの安河内剛事務局長は「内定したということになりましたので、WBAに提出する書類を受理しました」と語った。興行権が入札となったうえに、ようやく実現となり、金平会長は「紆余(うよ)曲折がございましたが、契約に関する双方の条件が整いましたので本日、締結した」とホッとした様子だった。