WBA世界バンタム級王者の亀田興毅(24)と同スーパーフライ級1位の大毅(22、ともに亀田)が3日、1泊2日の走り込み合宿を打ち上げた。ロイヤルメドウゴルフ倶楽部(栃木)で実施し、起伏のあるコースを2日間で約40キロ走破。年末に日本人初の3階級制覇を達成した興毅は、昔と今の階級制度の違いを強調し「まだまだこれから。もっと大きい夢がある。今(の制度)では、5階級を制覇しないと」と目標を新たにした。次戦は現在調整中だという。

 また、2度の防衛後にフライ級王座を返上して、スーパーフライ級に階級を上げた大毅も「しっかり練習をして、試合をこなしていきたい」と2階級制覇に意欲満々。4月2日に沖縄でノンタイトル戦を行うことが決まった。