第50代IWGPヘビー級王者の棚橋弘至(32)がこのほど、仙台市を訪れ8日の新日本プロレスZepp

 Sendai大会をPRした。1・4東京ドーム大会で全日本の武藤敬司(46)を沈めて至宝を奪い返した棚橋は2・15東京・両国国技館大会で、中邑真輔(28)相手に初防衛戦を行うことが決定。タッグマッチで中邑と対決する仙台大会は、その前哨戦だ。

 「新日本のだて男」を自称する棚橋は伊達政宗像を前に「だて男っぷりに磨きがかかる仙台で、人気面でも中邑に100馬身差をつけてやる」と言い放った。中邑とは昨年2戦2敗。通算でも2勝4敗1分けと分が悪いが「天下分け目の一戦だ。勝った方が新日本の天下を取る!」とベルトを譲るつもりはない。

 タッグを組むタイガーマスクと中邑組の獣神サンダー・ライガーも、同じ両国大会でIWGPジュニアヘビー級王座を争う。ともに負けられない前哨戦が、仙台を熱くする。【木下淳】