総合格闘技団体DREAMも新型インフルエンザ対策に乗り出す。26日の「DREAM.9」(横浜アリーナ)で、新型インフルエンザ感染への対策として、5日まで同会場で行われた卓球の世界選手権を参考に、会場出入り口に体温を測定するサーモグラフィー設置を検討中。来場者にマスクを用意する計画もあることが7日、明らかになった。会場側と協議を重ねていく予定で、笹原圭一イベントプロデューサー(EP=41)は「もう検討しています。これはイベントをやる側の責任です」と語った。

 今大会は山本“KID”徳郁の復帰戦があり、新設される「スーパーハルクトーナメント~世界超人選手権~」では、通算462本塁打を誇る元大リーガーのカンセコが総合格闘家デビューする。平日開催ながら多数の来場者が予想されるだけに、笹原EPは「お金をかけても、安心して見てもらえる環境をつくります」と、万全の対策をする構えだ。