1970年代に活躍し、故ジャイアント馬場さんとも好勝負を繰り広げた名プロレスラー、ジャック・ブリスコさん(米国)が1日、フロリダ州タンパの病院で死去した。68歳だった。死因は公表されていないが、近年は心臓を患っており、最近もバイパス手術を受けたばかりだった。ブリスコさんはアマレスで89戦87勝という驚異的な実績を残し、66年にプロレスデビュー。73年には当時プロレス界の最高権威だったNWAヘビー級王座に就いた。74年には同王座を馬場さんに奪われたが、1週間で奪回。そのほかアントニオ猪木や故ジャンボ鶴田さんとも戦った。84年の現役引退後は、WWEの代理人としても活躍。WWEの殿堂入りも果たした。(デーブ・レイブル通信員)