来年2月5日にWBC世界スーパーフライ級王者ロハス(メキシコ)に挑む前WBAスーパーフライ級王者名城信男(29=六島)が14日、都内の日大ボクシング部で大学生と合同練習を行った。東京で合宿中の名城がロハスと同じサウスポー3人と計6回のスパーリング。「アマは防御がうまい。良い刺激になりました。また交流したい」と語った。ボクシング界でのプロアマ交流に明確な罰則規定はないが、公の場での実施はタブーといわれてきた。プロ側がアマ側に出向いての練習を公開するのも珍しく、六島ジム藤原トレーナーと日大の梅下監督が同級生という縁から実現した。