WBA世界スーパーバンタム級王者の李冽理(28=横浜光)が、病気感染のリスク覚悟で「王者の自覚」を高めた。26日、都内で10年度年間優秀選手表彰式に出席し「努力賞」を受賞。31日の初防衛戦(東京・有明コロシアム)が迫る中、各王者と肩を並べて「励みになる。恥じない戦いをしたい」と気合を入れた。インフルエンザの流行中に、多数の関係者が密集した式典会場。同日にWBA世界スーパーフェザー級防衛戦を行う王者内山(ワタナベ)は感染予防と休養で欠席したが、横浜光ジムの石井会長代行は「いい刺激を受けたはず」と余裕だった。