<プロボクシング:WBA世界スーパーフェザー級王座戦>◇1月31日◇東京・有明コロシアム

 同級4位三浦隆司(26=横浜光)が、世界戦レベルの実力を痛感した。3回にダウンを奪った左ストレートを6回以降も浴びせたものの、王者内山高志(31=ワタナベ)を倒すまでには至らなかった。内山対策で守備力強化に努めてきたが、左ジャブを食らい続けた右まぶたが完全にふさがり、8回終了時に自ら試合続行不可能を申し出た。「あのまま続けていたら死んでいた。世界レベルは思っていた以上だった。自信をなくした」と今後の去就についても言葉を濁した。